月桃のかおりに寄せる島田の忌
−仲宗根結菜さん(那覇高校3年)の句が「琉球新報社賞」に輝く!−
沖縄戦当時の沖縄県知事・島田叡氏等を追悼し平和を願う第2回「島守忌」俳句大会(島田叡氏事跡顕彰期成会主催)が去る6月16日、城岳同窓会館で開かれました。
沖縄県内外の463人から765句が寄せられ、高校生の部で那覇高校3年の仲宗根結菜さんの作品「月桃のかおりに寄せる島田の忌」が受賞句に選出されました。
なお、この大会は「沖縄の島守」として命がけで県民保護に奔走し、ひたすら「島守に殉ずる」という一点でその大任を果たし終に散華した最後の官選知事・島田叡と警察署長・荒井退造の忌日(6月26日)に因んだ俳句大会で、城岳同窓会の理解と支援並びに同窓生有志を中心に構成する実行委員会(会長:嘉数昇明)が主催しています。
▼受賞者(高校生の部)左より
・一本の生きる道筋島守忌(與那覇早紀:小禄高1年)
・月桃のかおりに寄せる島田の忌(仲宗根結菜:那覇高3年)
・白球の縫い目のしづか島田の忌(金城愛那:首里高3年)
▼開会行事(会場正面より)
▼会場風景(「当日句」選界句会)