２０２１年６月１３日に第５回「島守忌」俳句大会が開催され、伝達表彰式が６月２５日に那覇高校で行われました。
その様子をご覧ください。
十七文字に“平和の願い”を込めて
−快挙！、久山 はるか／新垣 柚／座安 健太朗（那覇高１年）揃っての受賞−
第５回／ファイナル「島守忌」俳句大会
沖縄戦当時の沖縄県知事・島田叡氏等を追悼し平和を願う第５回／ファイナル「島守忌」俳句大会（島田叡氏事跡顕彰期成会主催）が去る６月１３日、城岳同窓会館で開かれた。
沖縄県内外の４９０人から７０２句が寄せられ、高校生の部で那覇高校１年の久山はるかさんの作品「海風が帽子をさらう島守忌」（糸満市長賞）、新垣柚さんの作品「島守忌太平築く糧となり」（沖縄県高文連会長賞）、座安健太朗君の作品「雨露に光りし月桃島守忌」（島田叡氏顕彰期成会長賞）が、受賞句に選出された。
しかも、受賞作６点中、３点を那覇高校１年生が占める快挙である。
なお、この大会は「沖縄の島守」として命がけで県民保護に奔走し、ひたすら「島守に殉ずる」という一点でその大任を果たし終に散華した最後の官選知事・島田叡と警察部長・荒井退造の忌日（六月二十六日）に因んだ俳句大会で、城岳同窓会の理解と支援並びに同窓生有志を中心に構成する実行員会（会長:嘉数昇明）が主催する大会で、今大会をもって終了する。
▼６月２５日に那覇高校で伝達表彰式が行われた。
受賞者作品（高校生の部）
- 島田叡氏事跡顕彰期成会々長賞
- 雨露に光りし月桃島守忌（座安 健太朗：那覇高１年）
- 沖縄県高等学校文化連盟会長賞
- 島守忌太平築く糧となり（新垣 紬：那覇高１年）
- 糸満市長賞
- 海風が帽子をさらう島守忌（久山 はるか：那覇高１年）
▼島田叡氏事績顕彰期成会会長賞を受賞した座安 健太朗君、右は嘉数昇明会長（島田叡氏事跡顕彰期成会）
▼沖縄県高文連会長賞を受賞した新垣 柚さん
▼糸満市長賞を受章した久山 はるかさん
▼左から座安 健太朗君、新垣 柚さん、久山 はるかさん
▼俳句を指導なさった安次嶺起美枝先生（前列左）と石原 啓校長先生（前列左から３人目）も交えて
