令和5年1月1日
2023年 新年のご挨拶
城岳同窓会
会長 宮里 博史(21期)
明けましておめでとうございます。
城岳同窓会会員の皆様におかれましては、ご家族そろって爽やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 旧年中は同窓会の活動にご協力賜り心より感謝申し上げます。
昨年を振り返ってみますと、新型コロナウイルス感染症は県内でも猛威を振るい日常生活、経済活動各分野で多大な影響が発生したほかロシアによるウクライナ侵攻に端を発した国際情勢の緊迫化、エネルギーコストや原材料費の急騰、円安等で先行き不透明感が強まった一年でした。
同窓会の活動も新型コロナの影響を受けて当初計画していた事業の中止や縮小、延期等を余儀なくされましたが活動を停滞させないよう工夫しながら事業の遂行を図ってまいりました。
例年3月に派遣していた「1年生対象のハワイショートステイプログラム」は3年連続中止となりましたが代替え事業として3月に「万国津梁館」でハワイの高校生と学生同士5名によるオンライン交流会を実施しました。事前学習をしての交流会は貴重な体験になったと思います。
5月の「定時社員総会」は3年振りに代議員のみで対面開催しましたが懇親会は開催できず代わりに10月1日に「なは~と大劇場」で第14期生、第15期生の卒業60周年記念合同祝い会を実施しました。
6月23日の「二中健児の塔慰霊祭」も4年ぶりに城岳公園の慰霊塔において参加者人数を制限して開催しました。
10月の那覇高創立記念日に行う「城岳講座」も同窓生4名による「復帰50周年」をテーマにした対談を各教室へオンライン配信で行いました。
こうしたコロナ禍でも同窓生の各分野における活躍は素晴らしいものがあり、叙勲や県功労賞等受章、要職に就かれた方も多数おられますことは同窓会及び後輩達にとって誇りとするところであります。
本年も母校の支援及び同窓生相互の交流、同窓会活動の充実に向けて取り組んでまいりますので皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。
本年こそ新型コロナも終息し、従来通りに総会、懇親会、各期の同期生会、同窓会事業が実施できること及び同窓会会員皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げます。
令和5年1月1日
新年のごあいさつ
県立那覇高等学校
校長 石原 啓(34期)
城岳同窓会の皆様、新年あけましておめでとうございます。令和5年、寅年から卯年へと替わりました。うさぎは、穏やかでかわいいイメージと飛び跳ねるイメージがあります。平穏な日常が戻り、さらなる飛躍の年となるよう祈念したいと思います。また昨年は、本校の教育諸活動につきまして、温かいご支援を賜りまして衷心より御礼申し上げます。本年も変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
令和2年に出現した新型コロナウイルス感染症への対策も4年目となります。現在の3年生は、那覇高校での入学式も5月21日(5月20日まで臨時休校)でありましたし、その後も学校行事をはじめ部活動の面でも多くの大会やコンクール等が中止や縮小開催となり、授業も課題学習やリモート授業が導入されるなど高校生活に不安を抱えながら1、2年生を過ごした生徒たちです。
ようやく今年度は、まだまだいろいろな制限(感染対策や参観者の入場制限等)がありながらも、城岳祭や理科野外実習(1年)、修学旅行(2年希望者)等を実施・開催することができましたし、各種大会、コンクールも行われてきました。
しかし、また新たな感染の波(第8波)が大きくなりつつあります。令和5年も気を引き締めてやるべき対策をしっかりと行いながら、学校教育を推進してまいりたいと考えております。
さて昨年度、3月に卒業しました第75期生は、県内外の国公立大学に130名の合格、県内私立大学に87名、県外私立大学に148名の合格と、大きな成果を挙げております。現3年生の第76期生も1月14日(土)、15日(日)の大学入学共通テストに向け取り組んでいるところです。
部活動の面でも、復帰50周年に関連した事業や世界のウチナーンチュ大会、沖縄文化祭に参加した合唱部(吹奏楽部)やインターハイの初優勝に続き選手権大会でも優勝と2冠に輝いた女子サッカー部をはじめ多くの部活動が躍進した1 年でもありました。
また、2月から3月に実施する米国姉妹校(ネイサンヘイル高校)との留学事業にも派遣を予定しており、城岳同窓会の第3期SAP事業(ハワイ州のイオラニ・スクール等との留学事業)も派遣に向け準備を進めているところです。
同窓会の皆さまにはこの他にも城岳講座や奨学金の贈呈等様々なご支援をいただいており、感謝申し上げます。本年も、引き続き生徒を叱咤激励いただきますようお願い申し上げますとともに、同窓会会員の皆様のご健康とご多幸、ご活躍を祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。