6月26日は島田叡・荒井退造氏の忌日です。その忌日にあわせて6月25日(日)に「忌日句」を詠むプレ行事として「島守忌俳句大会」を城岳同窓会館で開催しました。その大会の様子を画像と共にご覧下さい。

 

-平和を希求し、「鎮魂の想い」を詠う-
プレ「島守忌」俳句大会を開催

 6月26日は、沖縄県最後の官選知事・島田叡と警察部長・荒井退造の忌日である。その忌日にあわせて去る25日、「忌日句」を詠むプレ「島守忌俳句大会」(島田叡氏事跡顕彰期成会主催 会長:嘉数昇明)を城岳同窓会館で開いた。

 句会は、来年の本格実施を前に県内外の96人から計322句が寄せられた。とりわけ、荒井退造の故郷栃木県から31人、計95句(高校生6人を含む)が寄せられ、関係者を喜ばせた。参加者は、投句者や俳句愛好者、「島守の会」会員、マスコミ関係者など45人。狭隘な会場は溢れんばかりで、独特の節まわしで披講される二時間半余の句会は熱気につつまれた。

 作品は、島田叡と荒井退造の高潔で崇高な人間性、死を眼前に望郷の念にかられた心情、平和を希求して止まない県民の切なる思い、鎮魂を詠った句などが数多くあった。最高位の「天賞」には那覇市の前田貴美子さんの句「島田忌の蝶へひとすぢ海の青」が選ばれた。

 なお、運営にあたって実行委員長はじめ選者、事務局など多くの城岳同窓会員が関わったことを記すとともに「島守忌」が季語として全国的にも認知され定着が図れるようにしたい。

= 平和を希求し、「鎮魂の想い」を詠う =
「島守忌」を詠もう!

プレ「島守忌」俳句大会

日時:2017年6月25日(日) 14時〜
場所:城岳同窓会館3階 会議室


▼開会行事(趣旨/経過説明)
島守忌俳句大会

▼講評(選者:太田幸子氏)
島守忌俳句大会

▼受賞者(天・地・人賞)記念撮影
島守忌俳句大会