那覇高校9期生の祝嶺恭子氏「人間国宝」認定記念祝賀会が行われましたので、その様子を報告します。

祝嶺恭子氏「人間国宝」認定記念祝賀会
・重要無形文化財「首里の織物」保持者(人間国宝)
・日時:令和5年(2023年)12月4日(月)18:30~
・会場:ロワジールホテル那覇・天妃の間

「首里の織物」で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された那覇高9期生・祝嶺恭子さん(86)の祝賀会が12月4日、那覇市のロワジールホテルで開かれ、祝賀会には城岳同窓会から嘉数昇明顧問、宮里博史会長、與那覇博明副会長が出席。

照屋義実副知事は「首里織の伝統的な技法を国内外で学び継承・発展させてきた功績は大きい。今後も普及に尽力してほしい」と玉城デニー知事の祝辞を代読しました。

母親の形見の着物を着て登壇した祝嶺さんは「沖縄戦の瓦礫の中から一つ一つ掘り起こすようにして先輩方が首里織を復活させてきた。次の世代に琉球文化の美と先人の知恵を伝えたい」と決意を語りました。

元県知事で那覇高5期の稲嶺恵一さんが「カリー(嘉例)」で乾杯、工芸関係者や教え子など約300人が祝嶺さんの偉業を讃えました。

 

▼花束贈呈
花束贈呈

▼ご本人の写真
ご本人の写真

▼嘉数顧問、宮里会長、與那覇会長他テーブルを囲んで
嘉数顧問、宮里会長、與那覇会長他テーブルを囲んで

▼孫達からの花束贈呈(那覇高校女生徒他)
孫達からの花束贈呈(那覇高校女生徒他)

▼城岳同窓生に囲まれて
城岳同窓生に囲まれて

*写真は沖縄タイムス社より提供