バスケットボールの第52回全沖縄高校選手権大会で那覇高バスケット部女子が初優勝、12月の第40回全国高校選抜優勝大会への出場権を獲得しました。



沖縄タイムスより

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 バスケットボールの第52回全沖縄高校選手権大会(主催・県バスケットボール協会、沖縄タイムス社)最終日は13日、西原町民体育館で男女決勝を行い、男子は小禄が2年連続2度目の優勝、女子は那覇が初優勝を果たした。

 小禄は美来工科と対戦し、伊良部勝志主将の連続得点などで最大15点をリード。最終盤に1点差まで詰め寄られたが、最後は60―56の4点差で逃げ切った。

 那覇は、第1Qからオールコートのプレスディフェンスで県総体優勝の普天間の攻撃を封じ、第2Q終了時で57―20。普天間は第3Qから反撃に転じたが、追い付けなかった。

 優勝した両チームは、12月に東京都で行われる第40回全国高校選抜優勝大会(ウインターカップ)の出場権を得た。

[ハイライト]
ゾーン奏功 普天間封じ

 那覇は第1Qからオールコートの「1211」ゾーンプレスを敷き、普天間に攻撃の機会を与えず、前半だけで37点差をつけ勝負を決めた。

 作戦の核となった1年生の松村ひらりは、172センチの長身を生かしてゾーンの先頭で壁となり、普天間の出ばなをくじいた。攻撃では宜保沙也佳(2年)が、前半だけで2本の3点シュートなど20得点の大暴れ。

 この作戦で、準々決勝で西原、準決勝では糸満の強豪校を次々と撃破した。取り組んだのは2週間前から。自校の体育館は改修で取り壊されたため、市内外の中学、高校の体育館を借りて完成させた。

 体力の消耗が激しいオールコート。屋嘉謙呉コーチは「自滅の恐れもあるが、勝ちたいという精神力が勝った」と、成し遂げた選手たちの踏ん張りをたたえた。

 宜保は「自分たちのバスケが通用するか試したい」と、初の全国で8強入りを目標に掲げた。

(略)

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