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ピックアップ 「那覇高校吹奏楽部部 」

Pickup No.2

 
 
 
 
結成第1号の吹奏楽部
 1947年、開校まもなく最初に結成されたのが吹奏楽部である。音楽の友利明夫(秀一)教諭は米軍から学期を払い下げてもらい、1期の上原信平氏、2期の中村義教氏を中心に猛特訓を重ね、翌年の12月に第1回音楽会を国際劇場で3日間開催し、那覇市民から称賛を浴びた。その後、定期演奏会は本校の伝統行事として今日まで続いている。
 創立当時の部員たちは沖縄ジャズ界のリーダーとして活躍したが、その先輩を中心に結成したOB会は、1959年から母校の「楽器購入演奏会」を延べ6回開催し、全収益金を母校の楽器購入金に充てた。そのため、本校は他校に類を見ない充実した楽器を保持することができた。
 1973年には、西部合唱コンクール長崎大会で沖縄初の金賞を受賞。1975年には九州代表として初めて全国大会へ参加し銀賞受賞。その後も九州はもとより全国大会の常連校となり、沖縄の名門校として名声を博している。
「城岳 写真が語る88年」1998年刊より


 
 

友利教諭から特訓を受ける吹奏楽部(昭和22年)


 
 

音楽教室がなく練習はいつも運動場で(昭和24年)


 
 

琉米親善委員会寄贈のユニフォーム披露(昭和38年)


 
 

母校の「楽器購入演奏会」を終えて(昭和33年)


 
 

県代表として西部吹奏楽コンクール長崎大会へ参加し、
沖縄初の金賞を受賞した吹奏楽部 (昭和48年)


 
 

県代表として九州大会で金賞を受賞。
九州代表として全国大会でも銀賞受賞 (昭和50年)


 
 

九州吹奏楽コンクール沖縄予選で演奏(昭和32年)


 
 

吹奏楽の定期演奏会に声援を送る聴衆(昭和43年)


 
 

九州コンクールの県予選での演奏(昭和34年)


 
 

城岳会館ホールで定期演奏会を開催(昭和43年)


 
 

ソロ・アンサンブルを全国大会へ派遣(昭和60年)


 
 

九州大会で金賞、全国大会で銅賞(昭和63年)


 
 
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