6月23日の「二中健児の塔慰霊祭」を前に、二中健児の塔周辺道路を綺麗にしようと6月14日(日)の午前9時半から10時半までの約1時間、城岳同窓会会員、那覇高校生、那覇高校職員・PTA、地域の方々約400名が第4回二中前クリーン大作戦を行いました。
雨の予報も参加者の日頃の行いよろしく、曇り空の絶好の清掃日和となり、箒やゴミ袋を手に割り当てられた区域のゴミや空き缶等を拾い集め心地よい汗を流しました。
今回は、国際通り、県庁前道路まで清掃範囲を広げました。開会式では、同窓会源河徳博副会長から「二中健児の塔には去る沖縄戦で動員されて亡くなられた二中生徒・職員197名が祀られております。この清掃を通して皆さんと同じ年頃の生徒がお国のためにということで尊い命を失ったことについて考えて頂きたいと思います。」とあいさつがありました。
また、閉会式では、二中34期生の大田朝美さんは「通信隊として参加した同期生90命中、78名が戦死し二中健児の塔に祀られております。同期生の供養のために心を込めて清掃しました。」と語りました。
琉球新報掲載記事(http://ryukyushimpo.jp/より)