琉球新報(http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-134806-storytopic-7.html)より
「県大会30年連続金賞 那覇高校吹奏楽の伝統誇り」
7月25日に開催された第48回県吹奏楽コンクールで金賞を受賞し、九州大会出場を決めた県立那覇高校吹奏楽部。同校の金賞受賞は、1979年以降30年連続の快挙となった。現役部員92人は先輩たちが築き上げた“伝統”を継ぎ「通過点を突破できた。さらに上を目指す」として、18日に北九州市で行われる九州大会での上位3位入賞と全国出場を目指して練習を重ねている。
前部長の狩野汀(かのうみぎわ)さん=3年=は「伝統の重さをみんなが感じ責任感を持っている。プレッシャーもあるけど、それを楽しむようにしている」と笑顔で話す。4月に新部長となった内間詩織さん=2年=は「先輩方を見習って、さらに上を目指したい」と力を込めた。
顧問の佐久田伸一教諭は「みんな音楽が好きで真剣。互いの音を合わせるためにはどれだけ相手を思いやれるかが大切になる。生徒たちの力です」と語った。